飼い犬が、飼い主である自分よりも他の人に懐いてしまった。そんな経験をしている飼い主も多くいらっしゃるでしょう。
ふだん自分には滅多に振ってくれない尻尾を、他の人に合うとフリフリする…なんで?
今回の体験談を語ってくれた方は、出張が多くてよく家を空ける会社員の男性の方です。出張中はペットシッターさんに、世話をお願いしているそうですが、たまたまペットシッターさんと鉢合わせてしまったそうです。
では早速、何が起きたのか見ていきましょう。
[mokuji]
両親が病気になり柴犬を引き取る事に
東京の23区に住む、45歳の会社員です。家は持ち家で、6歳の柴犬1匹と猫3匹を飼っています。
もともと両親が飼っていたオスの柴犬だったのですが、両親とも病気になってしまい、私の家で引き取る事になりました。もともと野良猫3匹も保護しており、手いっぱいだったのですが、里親に出すのも忍びないとの判断です。
オスの柴犬だからでしょうか、家に来た当時は懐かなくて、吠えられたりしていましたが、今ではそのようなことは無くなりました。
ただ「すごく臆病な子だな」とは思います。風が強い日は、部屋の隅っこでブルブル震えています。
留守番中は犬専門のペットシッターに世話を依頼
私は仕事で出張も多く、その期間はペットシッターさんに世話をお願いしています。
猫3匹の世話をお願いしているペットシッターは、猫専用のシッターさんだったので、犬専用のペットシッターさんを探しました。家の近くで、犬専用の女性のペットシッターさんが見つかったのは運が良かったです。
さっそく家に来てもらい、面接をして、犬とも会ってもらい、問題なさそうなので家の鍵を預けて、お世話になる事にしました。
出張の出発が遅れてペットシッターと鉢合わせ
それから何回か出張もあり、その女性のペットシッターさんにもお世話になっていたのですが、また出張の予定があり、ペットシッターさんにお願いしていました。
その朝は、飛行機が遅れる事が前日に決まっており、いつもより2時間遅く出る事にしていたのですが、ペットシッターさんには事前予約していた手前、いつも通り朝8時に来ていただきました。
そこで、私は初めてペットシッターさんの行っている世話を見たのですが、びっくりしました。
私に対しては、ほとんど振る事のない尻尾を、終始フリフリ。女性ペットシッターさんにずっと付き添い、私には目もくれません…あの目は完全に恋しています。好き過ぎて、足にあまがみしようとした時は、激しく怒られていました。
ただペットシッターさんの、メリハリのある甘やかし方と怒り方は、私も躾の勉強になります。
しかし、あの時の柴犬の喜びようは始めて見たので、もしかしたら「実は留守番が楽しみなんじゃないか?」と軽く嫉妬しています(笑)。
そういえば、今思い出しました。
動物病院の女性の先生にも、同じ反応です…
オスの柴犬…侮れません。
まとめ
飼主さんには滅多に振らない尻尾を、女性のペットシッターさんにはフリフリするのを見せつけられてしまった体験談でした。ペットシッターのおかげで留守番が楽しみとの事、それに越したことはありません。相性はとても大事です。
それぞれやり方は違いますが、多くのペットシッターさんは、世話を担当している間の状況を写真で取って、それを送り状況報告してくれるので安心です。
また、プロである彼らは、犬それぞれの習性をしっかり把握していますので、躾も上手な場合が多いです。闘病中のペットにも対応してくれるペットシッターさんは、本当に心強いです。
いざという時の為に、すぐに頼めるペットシッターさんを1人か2人、押さえておくと良いでしょう。まずは事前に面談をして、飼い犬との相性を確認しておきましょう。