留守番中のキジトラ猫の行方不明事件が発生!まさか真犯人は!?


「お留守番をしていたはずの猫が、どこにもいない、どこに行った?」

そんな経験をされている方も多いでしょう。大概は、開けられないはずの扉を器用に開けて、こっそりと押し入れ探検。お気に入りの押し入れの中に隠れていたりするものです。

今回、体験談を語って頂いた女性の方は、家族でカラオケに行った間、キジトラ猫にお留守番をしてもらったそうです。しかし帰宅してみたら、キジトラ猫の失踪事件が発生!

では早速、何が起きたのか見ていきましょう。

[mokuji]

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保護したキジトラ猫は極度の臆病で怖がり

周囲は畑に囲まれた、のどかな地方に住む46歳の主婦です。我が家にはキジトラ猫が1匹います。名前は「シマ」です。

今から4年前、娘の中学入学を控えた春休みのこと、娘と息子たちが近所で母猫と歩いていた子猫を拾ってきました。その親子猫は私も数ヶ月前に見かけたことがあり、黒い子猫2匹とキジトラ子猫2匹を連れていました。

どうやら他の3匹は拾われたか独立したかでいなくなり、最後に残ったメスのキジトラ子猫のようです。子猫といっても、身体は大きくなっていたのでおそらく生後5ヵ月位といったところでしょうか。

娘たちがいうには、「シマ」を抱っこしていたら、母猫は姿を消してしまったといいます。最後に残った子が拾われて、母猫も安心して、どこかに行ってしまったのかもしれません。

その日から我が家の一員になったシマは、とても甘えん坊で、また極度の怖がりです。家族以外の気配を感じると、飛んで逃げいってしまうのです。

いま考えると、シマは怖がり過ぎて、大きくなるまで母猫から離れられなかたのかもしれません。

家族でカラオケ満喫中はキジトラ猫はお留守番です

臆病なシマですが、好奇心は旺盛です。今では家猫になり外へでることはなくなってしまいましたが、洗濯物を干すときには一緒にベランダに出て外を眺めるのが大好きです。野鳥を観察したり、ベランダで転げまわったりと楽しんでいます。

シマ行方不明事件が起きたのは、ある土曜日のことでした。

家族のみんなでカラオケに行こうということになり、カラオケルームをフリータイム(午前11時から午後17時まで)で予約しました。

娘も息子たちも久しぶりのカラオケにとても喜んでいました。窓の鍵もしっかり閉め、シマのごはんも水もトイレもチェックして用意はバッチリ。

「シマ、行ってくるね。いい子にしていてね」と声だけかけて出かけました。そして、みんなでカラオケを満喫した私たちは「シマ、ただいま!」といって玄関のドアを開けました。

留守番中のキジトラ猫の行方不明事件が発生!

しかし、いつも迎えにきてくれるはずのシマが来ません。

「どこかで寝ているのかな?」と思い、部屋中を探してもどこにもいないではないですか。「シマ!どこにいるの?!」「シマ!」と家族みんなで探し回ってもどこにもいません。鍵はしっかりかけていたし、窓も閉めた。出られるはずがないし。

「ん?もしかして…ベランダ?窓を閉めにいったときに近くにシマがいたような…」

あわててベランダにいってみると、やはりシマがいました。シマは私の顔をみると喜んで擦り寄ってきました。こんな長時間ベランダで水もごはんも食べずにいたなんてとてもかわいそうなことをしてしまった、と大反省したのでした。

それからは家族全員で出かけるときにはシマの姿をしっかりと確認してから出かけるようにしています。

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まとめ

キジトラ猫「シマ」がベランダにいる事に気づかないまま、窓を閉めて出かけてしまった体験談です。

実際、猫を飼っている方であれば、あるある話です。お風呂や洗面所に閉じ込めてしまった、下駄箱、トイレ、物置などもよく聞きます。

猫は飼主の足元についていく事がよくあるため、飼い主も足元にいる猫に気づかないまま、うっかり扉を閉めてしまいます。

しかし、もしそれが夏場とても暑くなるような場所に、長時間閉じ込められてしまったら危険です。

たとえ家猫でも首輪に鈴をつけて、猫が動くと音が鳴るようにして居場所を把握できるようにしておくのが良いでしょう。また、出かける前に窓や鍵のチェックをした後、最後に猫を確認するように心がけましょう。

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