留守番のストレスで自傷行為!?柴犬の子犬がハゲてしまった!


犬は人間のようにしゃべる事が出来ません。我々飼主は、お留守番をしている犬が、どれだけのストレスを感じているのか、理解することが出来ません。

しかし、飼い主が犬のストレスを放置していると、犬は「自傷行為」と言われる行動をとる事があります。前足を舐め続ける、おなかを舐め続ける、自分の毛をむしる、尻尾を追っかけまわす、などを行うと言われています。

今回の体験談を語ってくれた方の飼い犬、柴犬の女の子はストレスの自傷行為として、前足の毛をむしってハゲてしまった、という事です。

どのような状況だったのでしょうか?
早速見ていきましょう。

[mokuji]

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雌の柴犬、短い留守番は問題を起こさなかった

51歳になりました。この家に越してきて、まだ1年たたなかった頃「犬が飼いたい」という子供の熱心な思いで、今の柴犬の女の子を飼うことになりました。生後3か月で我が家にやってきたので、もう12年が経つところです。

元々柴犬が来る前から、私は短時間の仕事をしていました。

飼い始めた当初は3時間程度の仕事を早朝していただけだったので、その3時間の間だけお留守番をしてもらっていました。お留守番と言っても短時間だったので、本人もお留守番とは分からなかったのでしょう。特に問題も起こしませんでした。

留守番のストレスで自傷行為!?自分で毛をむしる

私が仕事を変えて少し長めの時間に変わったとき、彼女なりに「あれ、帰ってこないな」と思ったと思います。子供たちもまだ学校から帰ってくる時間でもないですし。暫くして、最初は気が付かなかったのですが、前脚のすね部分をガシガシと毛をむしってしまって部分的にはげていました。

自分の毛をむしるなんて痛いだろうし、かわいそうなので何か良い方法はないかなと思いネットで探しました。すると、テレビをつけたままにしておくとか、ラジオをかけていくなどを見つけました。

テレビやラジオの音は人の声がするので、「家には誰かいるんだぞ」という風に思わせるためということでした。早速、仕事に行く際にはラジオをかけていきました。

テレビやラジオの音とおやつ作戦で長時間お留守番が成功

すると、不思議なことにその日を境に毛をむしるという行為もしなくなりました。段々、私が仕事でいなくなる時間や返ってくる時間がなんとなくわかるようになったのか、暫くするとラジオも必要無くなりました。

そして、「お留守番すると、おやつがもらえるよ」ということにして、待っていてもらおうと思い、出勤前に小さなクッキーや、パンを1つあげて「行ってくるねー」と声を掛けます。最初の頃は「なぜおやつをくれるのかな?」と不思議そうでしたが、慣れてくると「早く出かけないの?クッキーちょうだいよ」といった感じで、私に近づいて来て催促します。

貰うだけ貰うと、さっさと自分の所定の場所に移動して知らん顔。こうして、5~6時間なら留守番も楽々できる楊になりました。ただ、少し遠い場所に出かけたりして、犬を連れていくことができない場合、長く待っていられるのか心配です。

ストレスを感じないために声掛けも大事と考えている

ペットホテルなどで一時お預かりも考えていきたいのですが、すでに12歳という高齢犬にそのような場所で待たせる、という事をさせたこともない、という気持ちもあります。やはり私も安心できないので、逆に家で待っていてくれたら良いな、と思っています。

朝から出かけて夜までとなると、夏場は外が明るいので良いのですが、冬は夕方になれば真っ暗なので、リビングの電気をそのままつけて出かけることにしています。犬はあまり明るさなどがわからないと言いますが、やはり真っ暗になっても家の人が返ってこないのは寂しいと思います。

理解しているかどうかは謎ですが、出かける時には「お母さんは今日の帰りが遅いから、ちょっと待っていてね」と声掛けしてから、出るようにしています。

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まとめ

お留守番のストレスで、自分で前脚のすね部分をガシガシと毛をむしって、ハゲてしまうほど自傷行為をした柴犬の体験談です。

ただしこの場合は、留守番のストレスかは不明です。例えば、遊びたいのにあまり遊んでいない、散歩したいのにあまり散歩していない、などストレスの原因はいくつか考えられます。

犬はストレスがたまると、舐めたりかじったりする場合があります。特に、前足を舐める事が多いと言われていますが、おなかを舐めたり、自分の尻尾を追っかけまわしたり、個体差があるので飼い犬の癖をしっかりと把握しましょう。

飼い犬のストレスサインを見逃さないように、日々コミュニケーションをとり、関係性を高めておく事がとても重要です。

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