腎臓病の老猫のお留守番!動物病院の先生のアドバイスとは?


病気を患っているペットを飼っていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。それでも、どうしても数日のお留守番をしてもらわないといけない状況が発生する場合もあると思います。皆さまはそのような場合、大切なペットにどのようにお留守番をしてもらおうと考えていらっしゃるでしょうか?

今回は、そのような状況が発生した方の体験談をご紹介します。

[mokuji]

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腎臓病の老猫にお留守番をしてもらうことになった!

57歳の専業主婦です。
年をとって慢性の腎臓病になってしまった猫を、かかりつけの獣医さんのところのペットホテルに預けたときのことです。

その子は8歳くらいの高齢猫になってから腎臓病を発症したため、もともとその獣医さんには、ずっとお世話になっていました。しかしながら慢性疾患ですから、治療をしていても少しずつ進行をしていくだけです。しかし病気を発症後、約10年間が経過しても薬を使った治療をすることはなく、療法食を食べて、年に2回血液検査をする、といった程度でそれなりに元気にはしていました。

しかしながら、夏を前に少しずつ体調が悪くなり、ときどき嘔吐をすることがあるようになってきました。しかもお盆休みが近づいてきて、少し遠方の実家に戻らないといけないことになり、このまま家で留守番ができるか考えてしまいました。

夫は腎臓病の老猫のきめ細かい世話が出来ない…

本来ならば、夫は自宅に残っているので、夫が世話をしてくれたり様子を見てくれたりしてくれれば良いのです。しかし夫は、猫が元気なときはごはんを出す、トイレの世話をするといったことはできても、体調が悪い猫については、きめの細かなことは一切できません。

「そんな、困るよ」と夫に言われても、私も実家に帰らないといけないわけで、どうしようかと困ってしまいました。かかりつけの獣医さんの所には利用者サービスの一環でペットホテルもあるのですが、そこに電話で尋ねてみたところ予約受付の方から「ちょうどお盆時で、すでに予約はいっぱい」とあっさり断られました。

「では、別のペットホテルに預ける?」とも考えたのですが、なにせ体調が今一つ心配な老猫ですから、預かってもらえることも考えにくかったし、なによりも専門家のいないところではやっぱり不安です。

動物病院の先生の意外なアドバイスでお留守番できた!

そこで今度は、かかりつけの獣医さんのところに猫をつれて受診をして、獣医さんに相談をしました。そうしたところ病院には【入院枠】があるようで「その枠を利用するようにしてみましょう」と提案されました。ペットホテルの代金よりは多少高くはなりますが、日々皮下点滴をしてもらい体調を改善することも出来る、とのことでしたので病院枠での入院をお願いをすることにしました。

長らく猫と暮らしていましたが、猫の入院なんて初めての事でした。帰宅後に迎えにいったら「他の子の声も聞こえてくるから、ずっと興奮して怒っていた」と看護師さんに言われましたが、点滴もしてもらっていたためか、すっかり元気になっていて安心しました。

猫からしたら自宅で留守番できないことは、本当は精神的に良くないのかもしれないですけど、体調が心配な時どうしても猫を預かってもらう場合、病院の入院枠を使うっていう手もあるのね、と初めて知りました。

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まとめ

病気を患っているペットの場合、獣医さんとしっかり相談すれば解決法が見つかった、という体験談でした。お留守番の代わりに入院して、しかも元気になって帰って来られて一安心です。

ただ病院によっては、犬と一緒に一夜を過ごすことになったり、そもそも病院が嫌いな猫もいると思います。そのような場合は、病気の対応も出来るペットシッターと普段から連絡を取り合っておく、というのも良い方法です。

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