ネコ2匹の留守番で自動給餌器の餌を独り占め?帰宅後1匹が太った


猫を飼っている飼い主の方で、長期の旅行とか出張などで、家を長く開ける必要のある方は、どのようにして猫に留守番をしてもらうのか、対策が難しいですよね。

今回、体験談を語って頂いた女性の方も、毎夏、5日ほどの家族旅行に出かけるそうです。
なんとか試行錯誤して、猫の留守番で気になる3つの心配に対応しているとの事。

大変参考になる体験談です。

では、どのように対応しているのか見ていきましょう。

[mokuji]

目次

ネコ2匹の長期の留守番はペットホテル利用

34歳の北海道に住む専業主婦です。

勤務先の倉庫に捨てられていた子猫2匹を拾い、飼うことになってからもう10年以上経ちました。
現在では自身の家族も増え、主人と子ども二人がいます。

うちでは毎年、夏と冬に一週間ほどの主人の連休があるのですが、雪道の心配がない夏の連休には5日ほどの旅行をすることが多く、その際には猫たちにはお留守番をしてもらっています。

始めのころは、猫だけを家においておくのが心配だったため、ペットホテルを利用していました。

そのペットホテルは対応が良く、お願いした通りにエサやりをしてくれたり、猫たちが宿泊するお部屋(ケージ)も大きめにしてくれていたのです。

しかし、金銭的な面と、何より預ける時の、

「おいてかないでぇ~!捨てる気かぁ!」

と言っているかのような必死な鳴き声に心を痛め、私は何とか住み慣れた家でお留守番ができる方法はないものかと検討を始めました。

ネコ2匹の長期の留守番で3つ心配事、自動給餌器で対応

ペットがお家でお留守番をする場合に、心配なことは主に3つ。

・エサ
・トイレ
・事故

であると私は考えました。

まずエサの問題。
一度に大量のエサを置いて「5日間、大事に食べるんだよ」と言っても猫たちには通じません。

出来るだけ普段通りの時間に決まった量をあげたいと思い、ネットで自動給餌器を買いました。3回分の「エサの時間」と「量」をセットすることができるので、普段に近いエサやりが出来ます。

ちなみに、もう少し高価なものだとカメラ付きでペットの様子を見ることができたり、飼い主の声を録音できるものもあります。

ネコ2匹の長期の留守番で心配なトイレを自作

次にトイレの問題。
旅行中は当然トイレ掃除が出来ないので、トイレを増やす必要があると考えました。

その為に、新しいトイレを買い足すのもいいのですが、うちでは簡易トイレを作成することにしました。

用意するものは、ダンボールと大きなビニール袋、ペットシーツ、いつも使っているトイレの砂やチップです。ダンボールにビニール袋をかぶせ、その上にペットシーツを敷き、猫が砂かきしてもずれないようにしっかり固定します。

最後に新しい砂やチップと、普段使っているトイレから持ってきた砂やチップを入れて完成です。

これで多少の間トイレ掃除ができなくても、汚いからといってほかの場所にしてしまうことはありません。

事故の問題に関しては、ドアを閉めて猫が過ごす部屋を一部屋に絞り、お風呂場や足を挟みそうな場所などに行かないようにしました。

ネコ2匹の留守番で自動給餌器の餌を独り占め?

「エサ」「トイレ」「事故」の3つの心配に対して対策をして、いざ4泊5日の旅行に出発。
心配でしたが思い切って行ってみることにしました。

旅行を満喫し恐る恐る帰宅してみると、エサやトイレは…大丈夫!
事故も起こらず無事でした。

しかし、ただ一つ異変がありました。

2匹のネコのうち、食べるのが早く頭のいい方の猫Aちゃんがなんだか旅行前より太っているのです。

すぐにその答えがわかりました。

自動給餌機エサの出口が一つだったので、Aちゃんはもう一匹のBちゃんの分まで食べてしまっていたのです!

多めにエサが出るように設定したので、Bちゃんが全く食べられなかったというわけではなさそうでしたが、明らかに2匹の体型に差ができてしまいました。

ネコ2匹の留守番の対策はまだまだ不足

今回の失敗で、2匹に均等にエサが渡るように、エサのやり方を工夫しなければならないことに気づきました。

均等にエサがいきわたる自動給餌機を捜して変えるか、今持っている自動給餌機に細工をして、均等にエサがいきわたるようにしてみるのか、考えてみたいと思います。

どうしてもそれで解決できない場合は、ペットシッターやキャットシッターにお願いするのも一つの手かなと思います。

私の住んでいる市で依頼できるところがあるのかはまだわかりませんが、猫たちが安全に安心してお留守番できるように試行錯誤してやっていきたいと思います。

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まとめ

自動給餌機のタイマー機能を利用して、5日間のお留守番にも対応した体験談ですが、2匹のうち1匹が独り占めして、太ってしまったとは想定外です。

トイレの問題も、段ボールとビニール袋で簡易トイレを作成するあたりは、アイデア豊富で参考に出来るところも多いです。

どうしても食べる量をコントロールできない場合は、5日間だけは部屋を別々にして、自動給餌機を2台導入することもできます。

ペットシッターやキャットシッターが一番確実なのですが、費用と相談する必要があります。

ペットシッターの場合は、日々の調子やご飯の減り具合、トイレの様子も報告してくれますので一番安心ですね。

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