猫は気配を消して、音もたてずに移動しますよね。
猫がいるのに気づかずにドアを閉めたら、実は部屋の中に猫がいて、翌日まで気付かなかった、なんて経験があるのではないでしょうか?
今回、体験談を話していただいた女性の方も、猫の忍び足に気付かずに、ドアを閉めてしまった経験があるとの事です。
では早速、どのような状況だったのか見ていきましょう。
[mokuji]
猫の留守番はエアコンとホットカーペットで万全です
57歳の専業主婦です。
専業主婦になってからは、まだ日が浅く、それまではフルタイムで仕事をしていました。専業主婦とはいっても、今でも時々、非常勤で仕事に行くことがあります。
うちには猫が3匹います。
いずれもミックスで、8歳のメス、6歳のオス、2歳のメスの猫です。その猫たちと、会社員の夫と長女と一緒に、分譲マンションで暮らしています。
猫たちは、共働きの時代から3匹でお留守番を日中はしていました。
夏の暑いときには、リビングに猫たちを集め、少々贅沢ではありますがエアコンを除湿でかけて外出していました。
冬の寒いときには、同じくリビングに猫たちを集め、ホットカーペットを半面だけつけて外出をしていました。
そこまでしているのに私が自宅に帰ったとき、猫たちはエアコンのかかった部屋ではなく、別の部屋にいることが多いのです。
どうも、エアコンの風が好きではないようで、リビングを少しだけ開けて、別の部屋にいき、そのリビングからもれてくる冷気で十分心地よいらしいです。
猫の留守番で帰宅後に1匹が行方不明
専業主婦として過ごしたこの夏は、私がリビングを占領し、その間、猫たちもリビングにいて、思い思いの場所で、風をよけながら、昼寝をしていました。
そんな猫たちをおいて、先日、急に入った非常勤の仕事で出かけることになりました。
お電話をいただいて、急に出かけることになったため、ばたばたと準備をしました。
共働きの時代には、当たり前のように、さっさと準備できていたことが、今は、なかなか時間がかかってしまいます。
この日もそういった状態で、しかも、急なお仕事だったために、随分慌てて準備をしました。
洋服を選び、着替え、化粧をして、リビングにエアコンをかけて、出かけたわけです。
仕事が終わり、自宅に帰宅したのは、そこから約5時間後でした。いつもですと、私が帰宅をすると、よろこんで、寝ていても起きてくる猫たちですが、そのうち1匹がいないのです。
猫の留守番で洋服ダンスに閉じ込めてしまい脱水症状
「まったく、怠慢をして出てこなくて、どこに隠れているのかしら?」
と思いながら、あまり気にも留めず、外出着から普段着に着替えようとしました。
そうしたところ、洋服ダンスの中から、かすかにか細い声が聞こえてくるのです。
「もしや!」
と思って、開けたら、先ほどから見かけなかった猫でした。
一番若い2歳の女の子の猫で、いたずらっ子ですから、出かける前に洋服を選ぶために、タンスを開けたとき、ふざけて洋服ダンスの中に入ってしまったのかもしれません。それに気づかなかった私が、そのままタンスを閉めて、出かけてしまったらしいです。
少々脱水気味で元気がなかったのですが、様子を見ていると遊び始めたので、そのまま様子を見る事にしました。
結局、病院には連れて行かなくても、すぐに元気になってくれてほっとしました。
それ以降、出かける前は余裕をもって準備をして、ちゃんと猫たちの点呼をきちんととってから、出かけるようにしています。
ごめんね、猫たち。
まとめ
洋服ダンスや押し入れなどは、猫が好んで忍びたがる場所です。
夏場の洋服ダンスや押し入れはとても暑くなるので、猫が潜んでいないか、とても気を付けなければならない場所ですね。
別の体験談を話していただいた方も、朝、お風呂の中に猫がいるのに気づかずに、風呂場のドアを閉めてそのまま出勤して、帰宅後に風呂場でくつろいでいる猫に気付いた、といったハプニング経験談もありました。
外出時には、どんなに急いでいても、猫を目視で確認してからか外出するようにしましょう。