猫3匹の留守番中に猫1匹が大脱走!黒猫はカモフラージュ色


猫はとても賢い動物です。ドアノブの開け方は簡単に覚えてしまいます。引き戸でも、手がかかれば開けてしまいます。人間が開けるしぐさを良く見ているのです。

今回体験談を話していただいた女性の方は、猫3匹を飼っている友人宅に遊びに行って、その猫3匹に留守番してもらって外出したところ、とんでもないハプニングが発生したそうです。

猫3匹のうち1匹が、いつの間にか小窓のロックを開ける方法を身に着けてしまい、何が起きたのでしょうか。

では早速、体験談を見ていきましょう。

[mokuji]

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猫3匹に留守番をお願いして友人と外出しました

私の30代女性の友人が猫を3匹飼っていまして、その猫三匹お留守番をさせた時の話です。
猫は全てメスで14歳の白猫(シロちゃん)、10歳のアメリカンショートヘアー(よもぎ)、12歳の黒猫(カカオ)です。

その日は友人と2人で出かける事になったのですが、残念な事に家族(父母、友人の3人暮らし)も外出して、誰も居ない状態でした。

しかし「そんなに遠出もしないから大丈夫だろう!」と2人で戸締り、水やおやつの補充だけして外に出ました。

まさかその後大変な事になるなんて思いもせずに…

2人で久々会ったので地元の日帰り温泉に行って汗を流し、地元の料理に舌鼓をうち、帰りにはアウトレットに寄ったりして、楽しい時間を過ごして帰りました。

さてさて「ただいま!」と帰ると、まず我々2人の目に付いたのが…

猫3匹の留守番中に黒猫カカオが大脱走

まずは、白猫シロちゃんがカーテンをバリバリしながら、降りて出迎えてくれました。

「ぎゃぁぁああ!!」2人とも慌てふためきシロちゃんをカーテンから下ろしますが、当の本人は「何か悪いことしたかにゃ?」と、きょとんとこちらを見ています。

「ああ、悪いとは思っていないんだなぁ」と…

アメリカンショートヘアーのよもぎは、そのカーテンの下でスヤスヤと素知らぬ顔でお昼寝中。穴だらけのカーテンはこの間替えたばかりなのに…と友人は泣き笑いでした。

買ってきたものを下ろしていると、友人御家族も帰ってきたので落ち着いてから皆で談笑していると、ふと、友人母が、

「あれ?カカオは?」

そういえば黒猫カカオの姿がない!
部屋中家中探し回ってもいない!と、目の前の小窓が開いているのを知り…ここから逃げたんだ…と唖然としました。

出かけるときは、間違いなく締めておいた小窓です。まさか黒猫カカオが自分でロックを外して、外に出てしまったようなのです。小窓のロックを外すのは、初めての事でびっくりしていました。

すぐさま、友人父母、友人、私の4人で近所に飛び出して聞き回って走りましたが、なかなか見つかりません。

「まさかひかれて死んでしまったのでは?」
「はたまた誰かについて行ってしまったのか?」

嫌な予感ばかり浮かびます。
そうして捜索して三時間が経過しました。

留守番中に脱走した黒猫は車の影と同じカモフラージュ色

川沿いの道から川に落ちてしまっていないか、ブロックの隙間にいるんじゃないか、とか手当たり次第に探しましたがやっぱり見つからず。

日も暮れて、友人家族と私はもうヘトヘトです。疲れ果て「どうしよう…」と口に出してはみたものの、結局その日はどうにもなりませんでした。

一旦、友人家族と私は家に帰り「SNSで呼びかけよう」とか「張り紙作ろう」とか色々アイデアを考えました。

「カカオ、なんかあったらどうしよう、ごめんね…」

友人宅で切ない夜を迎えました。ですが、次の朝に目に入ったのが、まさかの黒猫カカオの無事帰宅です。

「一体どこに居たの!?」と聞いてみると、友人の父が言うに「車の下に居たよ」との事。

思い起こしてみると、車の下をチェックしたのは私です。黒猫カカオは、薄暗い車の下の影がカモフラージュ色になります。昨晩の夕刻に車の下を見た時は、居ないと思っていたのですが、居たのかも?

でも、私が最初に車の下を見た時に、ちゃんと発見できていればという、なんとも灯台下暗しな顛末を迎えた大脱走劇。

結局その後、友人宅では小窓に鍵を追加したり、猫が開けられない形状の固定ロックを付けて、猫が出られない隙間で半開き固定が出来る等の工夫を施したそうです。

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まとめ

黒猫カカオが小窓のロックを外して外に逃げ出してしまった、そして、家の車の下に居たにも関わらず、黒猫だけに車の影にカモフラージュされて発見できなかった体験談でした。

以前、このような野良猫を見たことがあります。

マンションの敷地の端にゴミ捨て場として、小さな建物が建っていました。そのゴミ捨て場の建物には、引き戸の扉がついていたのですが、とある野良猫が引き戸を踏ん張って両手を使って開けているのです。

まるで、人間が両手を使って引き戸を開ける様と同じでした。

後に、その野良猫は我が家の飼い猫になってもらったのですが、家の中の扉という扉は全て開けてしまうのでヒックりしました。生ごみを入れるゴミ箱の鉄のロックですら開けてしまうのです。

猫はとても賢く、器用な動物です。小窓には、ロックだけではなく、脱走防止の格子状の柵を付けるのが良いでしょう。そうする事で、家の空気を入れ替えるために、窓を全開にしても猫は脱走できなくなります。

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