ペルシャ猫の平均寿命は15歳から長老になると20歳ぐらいまで長生きする猫です。世界的に見た一般的な室内飼いの猫の場合、15歳程度と言われているので、ペルシャ猫は長生きする猫種です。
今回体験談を話していただいた女性の方の飼っているペルシャ猫も、16歳のおじいちゃん猫。とある日、おじいちゃんペルシャ猫に2日ほど留守番をしてもらう事になったそうです。
おじいちゃん猫でやんちゃな性格でもないペルシャ猫と安心していたところ、帰宅時の部屋の様子にびっくりしたそうです。
では早速、何が起きたのか見ていきましょう。
[mokuji]
留守番のおじいちゃんペルシャ猫の準備は念入りに
私は32歳の2歳の子供をもつ専業主婦です。実家で高校の頃にペットショップから迎えたペルシャ猫がいるのですが、結婚をしてから分譲マンションを買ってそこで3年ほど一緒に住んでいます。
16歳というおじいちゃん猫ですが、人懐っこくてとても可愛がっています。
そんなある日、夫の仕事の関係でどうしても同伴で2泊ほどマンションを空けることになりました。
とある日、お留守番をしてもらうことになったおじいちゃん猫のピーちゃん。あまりヤンチャな性格ではなかったのであまり心配はしていませんでした。
季節も春先で、暑くもなく寒くもなくという良い時期なので、小窓だけ開けて窓を固定できる防犯のロックがあることを知って、100円均一で購入し、ロックかけて猫が通れないくらいにロックしておきました。
トイレは1日1回うんちをするので、一応3個ほど用意し並べて置いておきました。
一番の問題はご飯でした…。
留守番中のペルシャ猫は食欲旺盛おじいちゃん猫だった
実は、このおじいちゃん猫のピーちゃん、好きなご飯を真っ先に食べちゃう性格で、美味しくないご飯は残しまくりの困ったワガママちゃんなのです。
まずは妥協してでも食べてくれるご飯を多めに用意して、好物のおいしいご飯を家のあちこちに置きました。レトルトのご飯は、傷んでしまってお腹をこわすのが怖いので置いておくのは止めました。
これで用意万全!と意気込んで家を出ました。
帰ってくると…「ワーーーー!!」っという状況になっていたのです…(笑)。なんと、家のあちこちに置いておいた美味しいご飯は全部食べてしまったピーちゃん。まあまあ食べてくれるご飯の方は、少し食べたようですが…
ここからが「ワーーーー!!」っという状況になった本題です。
美味しいご飯の入った袋とレトルトの袋を見つけてしまったのでしょう。開けようと必死になったのか、レトルトの袋が部屋中に散乱!あちこちにご飯は撒き散らされて、レトルトは爪や歯で穴を開けまくった袋からもれて絨毯にべっとりと付いていました(泣)
ペルシャ猫に留守番をさせる時でもペットシッターは不安
泣く泣く掃除をしながら、留守番させてしまったことを謝りました。
まさか、年老いてもそこまで欲求がすごいとは思っていなかったので、ある意味、嬉しい発見でもありました(笑)
次回から止む終えなく家を空ける際は、美味しいごはんを沢山置いておくことと、袋に入ったストックのご飯は匂いがしないようにしっかり縛り、絶対わからない所や、家に置いておかないことに気を付けていきたいと考えています。
留守の間にペットを見てくれるペットシッターさんがいるようですが、私は他人を信じられない正確なので怖くて利用できません。
でもやはり、ペットを家に残し外出するのはとても心配です。ペットホテルの場合、ペットがいつもと違う環境にいることがストレスになるのでそれも辛いです。
例えば、私みたいに人を信用できない人のために、家中ライブカメラをしかけて、ペットシッターさんには家に入る際にはカメラを頭などに着用して、その一部始終を監視できるようなサービスがあったら安心して任せられるのかもしれません。そういうサービスが出来ると良いなと思います。
まとめ
16歳という高齢のおじいちゃんペルシャ猫に2日のお留守番をしてもらったら、思わぬヤンチャぶりを発揮していた体験談でした。
本当に好きな食べ物があって食欲も旺盛、普段からもりもり食べる猫は、いざという病気にかかった時も体力がありますので、病気で食欲が落ちても回復が早いです。そのような意味でも、愛猫の好きな食べ物を事前に見つけてあげておくのも重要なことです。
しかし、その食べ物があまりにも好き過ぎて、体験者の女性が外出していた間に「今ならバレない!」とばかりに、探し出して一生懸命食べようとしたのでしょう。
猫は飼主の状況や、環境をしっかりと把握して、覚えています。例えば別の猫を飼っている方の話として、このような話を聞きました。
干物を食べて残った骨などを台所の生ごみ袋に、匂わないように口を閉じて置いておいたとの事。猫もあまり気にしている様子も無く、暫く後に飼い主と同じベッドで一緒に就寝したそうです。
寝室の電気を消した10分ほど後に、寝ていたはずの猫がそっと起き出し、飼い主もそれに気づいていたのですが動かなかったところ、その猫は台所に向かって忍び足で向かっていって、生ごみ袋を開けようとしたそうです。
この猫は、寝たふりをして飼い主が寝るのを待ってから、台所の生ごみ袋を開けに行ったのでしょう。その後、生ごみ袋開封大作戦中の猫は、その場で飼主に怒られる事になったそうです(笑)。