猫がドアを開ける話はよく聞きますが、犬がドアを開ける話を聞いたことがあるでしょうか?
しかも、そのドアは「冷蔵庫のドア」です。なかなか開くものじゃないです。
今回、体験談を話していただいた女性の方は、姉の結婚式で1日家を留守にしたのですが、留守番中の愛犬のシーズーが冷蔵を開けてしまった、という事です。
帰宅後の女性が見たものは、何だったのでしょうか?
では、早速体験談を見ていきましょう。
[mokuji]
愛犬のシーズーが初めての1日お留守番
我が家の愛犬は、8歳メスのシーズー犬「ミーちゃん」です。
ミーちゃんはとっても寂しがりやさんで、かまってちゃんな性格です。初めての人や慣れていない人には、吠えてしまい困らせてしまうのでペットホテルは利用できません。
お留守番は大の苦手で、誰もいないとわざとトイレではないところでうんこやおしっこをしたり、家族のためにお母さんが用意した朝ごはんを、テーブルに乗ってたいらげてしまっていたりと、多々家族を困らせてしまうことがありました。
今回は、姉が結婚式を挙げることになり、その時のお留守番の話です。
これまでも幾度か留守番をさせたことがあるのですが、ミーちゃんに慣れている人(よく家にきて、遊んでくれる人)に来てもらい、面倒をみてもらうことが多かったです。今回はさすがにその相手が見つからず、ミーちゃんだけでお留守番させることになりました。
今まで数時間のお留守番はさせたことがあっても丸1日は初めてなので、とんでもないことになるのではないか?…不安もありましたが、どうすることもできずに、ミーちゃんをおいて出かけました。
初めての1日お留守番のシーズー犬がやりたい放題で反省中?
ミーちゃんは室内犬でゲージが苦手なので、いつもどおりの環境でご飯や水は多めにして、トイレもシートを何枚も重ねておきました。準備は万端でした。
結婚式が終わって家に帰りおそるおそる玄関のドアを開けました。いつも激しくジャンプしてお迎えしてくれるミーちゃんが、やってきません。
「ミーちゃん!」と呼ぶとドアの影からのそのそと歩いてきました。
なんだかバツが悪そうにしています。
「もしかして!」と家族みんなでミーちゃんのトイレにいってみると…やっぱり!!!
トイレの枠のそとにうんこやおしっこ…とんでもないことになっていました。ミーちゃんは「いけないことをした」と自分で反省していたようで、元気がありません。
そしてさらに事件は続きます。
お留守番のシーズー犬が冷蔵庫を開けて食べたモノはチョコレートケーキ
なんと冷蔵庫に入れていたはずのホールケーキがない!
お皿だけが残されているのです。
「お父さん食べた?お母さん食べた?」と思ってみても、みんな留守にしているのだから、そんなはずがありません。
もしかしてと思ってミーちゃんを抱きかかえて、お口のニオイをかいでみるとチョコレートのニオイがプンプンしています。犯人はミーちゃん。冷蔵庫に隠していたチョコレートのホールケーキをまるごと一個たいらげてしまったようでした。
初めての1日留守番。どうやって冷蔵庫を開けたのでしょうか。誰もいなくて帰ってこなくて、不安のストレスの反動で、悪戯したのかもしれません。
反省していた(ように見える)ミーちゃんは、お腹をみせてひっくりかえったままです。
本当に「反省」しているのかは疑問ですが…
まとめ
なんと、シーズー犬が冷蔵庫を開けて、ケーキを食べてしまった体験談でした。
普通の冷蔵庫は背が高いため、犬は手が届かないのですが、冷蔵庫のそばに椅子がおいてあったという事なので、椅子によじ登り冷蔵庫のドアを開けたのかもしれません。
猫のように手で開けるのは考えにくいので、冷蔵庫の取っ手を口で咥えて引っ張っているうちに開いてしまったのでしょう。
今回シーズー犬が食べてしまったものは「チョコレートケーキ」。ご存知の方も多いでしょうが、犬にチョコレートを食べさせるのは厳禁です。
犬は、チョコレートに含まれるテオブロミンに対して過剰に反応する体質を持っています。通常、チョコレートを食べたりすると下痢、嘔吐などの中毒症状を起こします。
また、テオブロミンを消化する能力が低いため、体内に長くとどまっている状態になってしまい、最悪の場合は死に至るケースもあるため注意しましょう。