留守番中の猫がドアを開けて緊急警報!セキュリティ会社出動事件


猫は器用にドアノブを開けます。
引き戸でも、鍵がかかっていなければ開けてしまいます。

今回、体験談を語って頂いた20代の男性のご自宅には、某有名セキュリティ会社のシステムが導入されているとの事。
家の扉には、解放検知のセンサーが設置されていて、万全の防犯システムです。

しかし、今回は防犯システムが裏目に出たそうです。

では早速、何が起きたのか見ていきましょう。

[mokuji]

目次

捨て猫を拾って15年が経ち今では里親猫2匹を飼っています

私の家族は動物が好きだったのですが、今住んでいる一軒家に移るまでは社宅に住んでおり、ペットを飼う事ができませんでした。

一軒家に引っ越してからも、特に飼うつもりはなかったのですが、私が14歳、男子中学生の時分に転機が訪れます。

家の目の前に子猫が捨てられていたのです。
流石に見捨てる事もできず、それ以来、我が家に家族が増える事になりました。

それが約15年ほど前の話であり、当時拾った猫はもう永眠してしまいましたが、現在、私は両親、妹に加えて、里親から譲り受けた2匹の猫と一緒に住んでいます。

さて、そんな私の家族たちですが、今でこそ猫の世話にも手慣れ、特に問題が起こる事も殆どありません。

しかし、それは15年という年月があるからであって、飼い始めた当初は、それはもう大変な日々の繰り返しでした。

例えば、

「ご飯は何が良いのか?」
「ご飯は一日にどのくらいあげるのか?」
「トイレのしつけは?」
「猫は風呂に入れるのか?」

という、初歩的な疑問から、

「机の上に乗っちゃう。」
「家具を引っ掻く。」
「物を倒す。」
「夜中に駆け回って眠れない」
……etc。

簡単に思いつくだけでも、少し気が遠くなりそうな、でも幸せな思い出です。

猫が留守番中の自宅から警報?セキュリティ会社から連絡

そんな中でも特に記憶に残っている失敗談、と言いますか、予想外のハプニングでしょうか。

とにかく、猫を飼うまで問題になるとは思ってもみなかったエピソードを、この場を借りて紹介したいと思います。

当時、私たちの家には1歳くらいになった猫(メス)が一匹いるだけでした。拾ったのが生後45日くらいであったため、生粋の家猫として育ったお嬢様です。

私の住んでいる家にはホームセキュリティシステムがあり、家を出るときに「外出」ボタンを押す事で、泥棒が入った時などに、警備員が飛んできてくれる安心サポートがあるのです。

とはいっても、母は専業主婦で家にいる事が多いため、あまり使う事のないものでもありました。しかし、私たちそれぞれの用事で家に猫だけを残すタイミングがない訳ではありません。

そんな時には「外出」ボタンをポチっと押していた訳です。

そんなある日。猫に半日程度のお留守番を任せて、皆でお出かけした時でした。

外出してからしばらくすると、母の携帯にホームセキュリティから電話が掛かってきたのです。

留守番中の猫がドアを開けて緊急警報!セキュリティ会社が出動

これにはビックリ!

「泥棒でも入ったのか!?」

と驚きながら電話の受け答えした母の表情が、しかしどんどん微妙なものに代わっていく様子を私は今でも忘れる事ができません。

電話の終わった母の開口一番。

「外出中なのに、家の中で動く反応が検知されたから、家まで様子を見に行ったら猫がいたんだって……」

なんと、猫がドアノブに飛びついて部屋の扉を開けてしまい、セキュリティに引っかかってしまったのです!

猫の安全を想ってやった事が見事裏目に!

サポートサービスだったので、幸いにも警備会社の出張料は請求されませんでしたが、その「猫が初めてドアノブを開けた事件」以来、我が家では、

「セキュリティシールを玄関に貼るためだけにお金を払っている」

と言うほどに、システムが利用される事がなくなりました(笑)。

セキュリティのしっかりしているお宅にこれから住む事をお考えの愛猫家の皆さん。
室内のセキュリティはあまり使えなくなりますので、ご注意下さいね!

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まとめ

セキュリティ会社の警備員の方、ご苦労様でした(笑)。
緊張しながら家の中を確認した結果、

「ネコかよっ!」

と、ズッコケているのが目に浮かぶようです。

体験談を話していただいた男性の方のご自宅のように、ホームセキュリティを導入されている場合、ドアを開けられないように、ドアノブを交換すると良いでしょう。

丸い形状のドアノブは、猫でも開けるのは難しいです。

また、バータイプのドアノブであれば、バーの根元のねじを緩めると、ドアノブのバーの角度を変えることができます。

バーを真上に向けて固定すれば、猫でも開けにくいドアになるでしょう。

猫の部屋の移動が必要な場合は、猫ドアを付けると良いです。取り付けは非常に簡単で、ノコギリがあれば日曜大工程度の腕前で取り付けることが可能です。

猫ドア自体にもロックは有りますので、解放とロックをコントロールできますよ。

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